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米中貿易で交渉再開!!円安になるのか

トランプ氏「優れた取引必要」

 トランプ米大統領は18日、中国の習近平国家主席と電話協議し、28~29日に大阪で開く20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて会談すると明らかにしました。会談前に貿易交渉を再開するとのことです。トランプ氏は「優れた取引が必要」と述べて譲歩を促しました。

 ホワイトハウスで記者団に「中国は(米国の制裁)関税を望んでいない。多くの企業が関税を避けるため中国から流出している」と指摘し、中国が合意を望んでいると主張しました。「習氏ととても素晴らしい関係がある」とも語りました。

円高なのか円安なのか

 まずこのニュースは米中関係に希望をもたらすので、貿易摩擦による投資家心理を改善させるので、低リスク通貨の円は売られます。またダウ平均も上昇しましたので、円はどんどん売られました。

 すなわち円安ということです。

しかし今日はFOMCを控えている。

FOMCとは

 FOMCとは Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定しています。

 FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。

 簡単に言うと政策金利を上げるのか下げるのかということです。

政策金利とは?

 国の政策金利というのは一国の通貨にかかる金利を左右します。もし利上げとなれば、その国の金利が上がるので、お金を借りている人は多く手数料を払うことになります。企業もお金を借りなくなり、投資も設備更新もしないので一般には不景気になります。

 基本的にバブル景気みたいにインフレが加速しすぎて物価が上がりすぎているときに調整するために利上げをします。

 あと、その国の通貨の金利とほかの国の通貨との金利差が生じるので、利上げした国の通貨は買われます。

 逆に利下げは上のことと反対のことが起こります。不景気にすればじゃぶじゃぶ銀行が使ってくれるのでお金が回るというしくみです。ちなみに日本はマイナス金利で金融緩和という異常事態です。

なぜ様子見?

 ポイントは市場の予想を大きく裏切るような発表です。例えば利下げしないといっていたのに、利下げすれば一気にドル安になります。これがみんな怖いので、とりあえず発表前まで待ちましょうというわけのです。

まとめ

 トランプ氏の発言は投資家の心理を改善させました。

 しかし、今日の夜はFOMCが控えているのでみんな怖いので取引をせず、様子を見ている人がおおいということです。